佐野市の相続コンサルタント~相続の話を親に切り出せない時

 

親がどのくらい財産を持っているのかわからない

相続税ってかかるのか気になるけど、相続の話を切り出せないでいる。

そんな方は

「相続って死んだ後の話だから、縁起が悪くて」

「財産を目当てにしているみたいで躊躇してしまう。」

と思っていませんか?

 

一方で親世代の方は

「自分が死んだ後の事だから関係ない」

「子供は仲がいいから喧嘩しない」

「そもそも財産なんてそんなにない」

と思っている方が多いです。

 

昔父に相続の話をした時、

「教えたら、あてにするから」と言われた事がありました 苦笑

 

今は、相続や終活はTVやインターネット、雑誌などで取り上げられない日は無い

と言っても過言ではありません。

 

大物芸能人の訃報と共に、ワイドショーでは遺産分割で相続人が争っているとなどマイナスなイメージばかりが目について、

考えたくないとも思っているのかもしれませんね。

相続が発生すると、相続税の納付期限は相続人の死亡を知ってから10ケ月以内。

あわてて書類を集めて、相続人でどのように分けるか決めて、税金を計算してと

沢山の時間と労力が必要です。

ましてや相続人同士の仲が悪い、連絡を取りにくい人がいる、認知症の人がいる

などでスムーズに進まないケースもあります。

「生きてるうちに対策しておけばよかった」

とならないように

事前に対策をしておくと安心です

 

とは言え、切り出しにくいですよね

そんな時は

まずはご両親に感謝の気持ちを伝えること。ここ大切です。

少々照れ臭いかもしれませんが、

「両親がいたから私が存在している」という事への感謝を言葉にして

くださいね、

次に、

「〇〇家のこれらの事、一緒に考えたいのだけど」と

切り出してください。

「エンディングノートを一緒に書いてみない?」

というのも一つの方法です。

相続は生きているときの財産や想いを次の世代へ繋ぐということ。

日頃からコミュニケーションをとり、ご両親の想いを確認しておく事が

スムーズな相続対策に繋がる第一歩ですよ。