公正証書遺言②
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お母様の想いはこうでした
・自宅土地建物はお父さんと苦労して手に入れた土地と建物なので、売却してほしくない
・長男に引き継いでもらって守って欲しい
・渡す財産の差はあっても、愛情の差があるわけではない、二人とも大切な子供、姉弟仲良く暮らして欲しい。
上の2つの内容は遺言書に財産と渡す人を書きます
大切なのは3つめのお母さまの想いです。
想いは遺言書の「付言事項」に書きます。
付言事項とは遺産の処分などの法律行為以外の事で言い残しておきたい事を書く部分です。
どうしてそのような分け方をしたのか、財産への想い、残された家族への想いを残しておく部分です。
その付言事項にはお母さまの想いが温かい言葉で綴られていました。
親の想いがわかったら、それでも争う事をするでしょうか?
私もお母様の想いの盛り込まれた遺言書に感動して涙してしまいました。
心が洗われた一日になりました。
遺言書には、自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3種類があり、状況にあわせて、自分で選択することが可能です。
それぞれの遺言書にはメリット・デメリットがあります。
遺言書は書いた方がいいの?
そもそも遺言書って何を書くの?
遺言書までは書かなくても家族に手紙は残したいなぁ・・
などなど、何かあればご相談下さいね。
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